いなかの不動産は、負の遺産となってしまいます

土地や不動産を相続することもあります。ただ、こういったものについては、売却できてこそ、その価値があるといえます。そして、いなかの家や土地などは、売却することが難しいです。そして、負の遺産となってしまうことが多いのです。

いなかの土地の場合には、定期的に草刈りや樹木の手入れなどをしなければいけません。こういったことのためには、たくさんの費用と時間がかかります。売却できなければ、このような費用だけが発生し続けるのです。また、当然ながら、固定資産税も発生します。そんなことから、その維持費はとても大きなものとなるのです。

畑や田んぼなどを相続した場合、きちんと手入れをおこなわないと、周囲の人たちに迷惑がかかります。また、家などの建物についても、同じことがいえます。

そんなことから、いなかの不動産については、相続人の間で、押し付け合いが生じるともいわれています。相続したものが、必ずしも、金銭的なメリットをもたらすとはいえないのです。